2025年05月24日

箱根登山電車(復路)

強羅駅前を散策し、お昼を食べます。

復路は最新車両の3000形に乗ります。



席には座らず、一番前の前面かぶり付きに
陣取り、前方の景色を楽しみます。



もちろん復路もスイッチバックがあります。



80パーミルの下り勾配の表示を確認。

80パーミルとは、水平方向に1000ⅿ行って
垂直方向に80ⅿ上る(下る)傾斜です。

国内で一般的な鉄道(粘着式鉄道)で最も
急勾配を有するのがこの区間です。



ちなみに2番目に急勾配なのは、大津の
京阪京津線の大谷~上栄町間の68パーミル
です。



↓ 左が最新の3000形で、右は往路に乗った
2000形 サンモリッツ号 です。



大平台駅はスイッチバックも兼ねていて、
ここで途中下車して駅舎を外から眺めて
みます。



ホームから階段を上がると、かわいい駅舎が
ありました。



ここで次の電車待ちで20分ほど時間をつぶし、
次に来た電車でさらに下っていきます。

車窓からは目に眩しい新緑と橋などが見え、
どんどん箱根湯本に近付いていることが
わかります。



箱根湯本のひとつ手前の駅、塔ノ沢駅で
もう一度途中下車します。



声を仕事にする人たちが発声練習用に使う
「外郎売」(ういろううり)という文があります。
これは歌舞伎十八番のひとつで、この中で
「塔ノ沢」の地名で出てくるので、どんな所か
興味を持っていたので降りてみることにしま
した。



電車からホームへ降りると、すぐ目の前に
「深澤銭洗弁天」があります。

ホーム直結といった感じです。

持ってるお金を境内の水で洗うと、何倍にも
増えるそうです。



境内をぐるり一周すること15分ほど。



鳥のさえずり、樹々のそよぎ、どこからか
聞こえてくるせせらぎの音。

そして遠くから聞こえる登山電車の音。



聞こえてくるどの音も、耳に優しく心地良く
とても癒されます。



次に乗る電車が来ました。

箱根登山電車は、車両も景色も変化のある、
また来てみたいと思える素敵な鉄道でした。

  


Posted by アットプロ at 22:02Comments(0)写真撮影