2024年09月28日

京阪石坂線 ラストラン

京阪電車のびわこ号色塗装車両のラスト
ランを見てきました。

先日の9月23日が最後でした。



京阪の石山坂本線を、2020年9月から
1編成だけで運用されてきました。



浜大津付近の交差点には、カメラを持った
鉄道ファンらしき人があちらこちらに。



そういう私も1日乗車券を買って、
石山寺駅と坂本比叡山口駅を何回も
往復して、途中下車もしながらラスト
ランを見届けました。



この「びわこ号」は遡ること90年。

1934年、大阪の京阪天満橋駅と
浜大津駅間を直通する特急電車が
運行されました。その時の塗装色が
現行の電車に再現されているという
ものです。

当時の車両は2両編成で、車両と車両の
間に台車がまたがる、連接台車という
国内でも初の技術を取り入れた車両
だったということです。



当時は、天満橋駅と浜大津駅間を72分で
結んだそうです。

今でも、京阪特急と普通電車を乗り
継ぐと70分以上はかかるので、90年も
前で72分とは中々すごい記録だと思い
ます。



びわこ号なら、水色とか青色を想像する
のですが、当時なぜこの色が採用された
のか、大いに気になるところです。



当時の塗装技術とか流行色とか、色んな
制約や背景があったのかもしれません。





現状の京阪京津線は、道路との併用
区間を走ったり、急カーブ急勾配を器用に
曲がったり加速したり、あるいは地下鉄
区間も走ったりと、鉄道ファンには注目
されている電車が走っています。



そんな高性能な車輛で、淀屋橋駅と
びわこ浜大津駅間を直通するような
電車ができればなあ…と思ってしまい
ます。



当時とは違って、京阪本線・鴨東線と
京津線は同じレールではつなっがって
いないので、直通運転は不可能ですが、
将来的にそんな夢のような計画が実現
すれば素敵な話です。



びわこ号色塗装車両はこの日が最後で、
もう今後見ることはできなくなりますが、
今は現行の車両に様々なラッピングを
施したカラフルな電車も沢山走って
います。



そんなラッピング電車を記念したスタンプ
ラリーも企画されており、見て乗って、
さらに撮って楽しい面白い電車をまた
追ってみたいと思っています。

  


Posted by アットプロ at 22:37Comments(0)写真撮影