2023年07月13日
キハ85系とHC85系
先日6月30日、JR東海の特急南紀号で
和歌山県の那智方面に行ってきました。
キハ85系と呼ばれるディーゼル特急が、
この日を最後に7月からHC85系の新型
車両に置き換わるため、従来車両と
新型車両の両方に乗車するための
乗り鉄旅行です。
往路は三重県の津駅から乗車。
平日とあってお客さんはパラパラ。
鉄道ファンらしき人も散見されました。
津駅の駅名標をぼんやり見てると、
?マークに見えるらしいですが、
なるほど本当でした。

キハ85系は高山線にも走っていました。
こちらはすでに新型HC85系に置き
換わってます。
下の写真がラストランのキハ85系の
特急南紀号です。
この車両のお気入りポイントは、魅力的な
エンジン音です。
米国のエンジンメーカーが作った強力な
ディーゼルエンジンを搭載しています。
加減速する際のエンジンのうなり音や
伝わってくる振動がとても心地良い。
エンジンに燃料を供給するタンクもある
ので必然的に車両が重くなり、重量感の
ある走行音も魅力です。

あと、座席が通路から一段高くなって
いる所にあるので、車窓からの眺めが
良いです。


天気は曇り時々小雨状態でしたが、
2時間半ほどの乗車を十分楽しめました。
終点の紀伊勝浦駅に到着した特急は、
30分ほどして折り返しの名古屋行き
特急南紀号として出発します。↓
ホームには沢山の鉄道ファンが、最後の
雄姿を撮影などして別れを惜しんでいる
ようでした。

翌日、せっかくなので観光しようと、
那智の滝を見に行くことに。

バスで30分ほど山の方に向かうと、
那智大社があります。
このあたり一帯は世界遺産です。

天気予報では一日中雨の予報でしたが、
バスで下山するまで殆んど雨は降らず、
霧のような幻想的な雰囲気の中、色々と
撮影ができて良かったです。



紫陽花の花手水が素敵です。

雲のような霧のようなものと一緒に
青岸渡寺の三重塔と那智の滝を
写し込めることができました。

色々撮影ポイントを探して、三重塔と
那智の滝をバランス良く写すことが
できてとても満足です。 ↓

このあと滝まで歩いて、滝つぼ近くまで
接近して、滝からのマイナスイオンを
たっぷり浴びてきました。

このあとバスで下山し、勝浦漁港の市場に
行き、お昼にマグロ丼をいただきます。

勝浦はマグロの水揚量が日本一です。

お昼からビールを飲みながら、新鮮な
マグロをいただくとは何て贅沢なこと
でしょう。

港では、魚を目当てにした猫やトンビを
あちこちで目撃。



夕方、新型のHC85系で帰ることに。

この車両はすでに高山線で走って
いるので、鉄道ファンが特別集まって
くるわけでもなく、車内は結構空いて
いました。


この車両もディーゼルエンジンを
搭載していますが、このエンジンで
発電機を回し、得られた電気で
モーター回して動力を得るところが
大きく異なる点です。
エンジンを搭載してるけど、さながら
電車みたいな仕組みで車両が動く。

蓄電池も搭載しており、蓄電池に蓄え
られた電気も一部動力として使われる
ため、HC85系がハイブリッド型車両と
呼ばれる所以です。

デッキはすごく広くて暖色系の落ち着いた
色合い、荷物の多いインバウンド客や
ビジネス客などにも優しい配慮です。


新幹線700Sで使われている座席と
同じコンセプトで設計されており、
足を目一杯伸ばすことができる
くらい前席との距離も十分です。


駅に停車するたびエンジンがアイドリング
ストップします。
1分とか2分の停車でエンジンを停止して
省エネになるのか、それとエンジンが
停止/始動する時に車両全体が小刻みに
揺れるのが少し気がかりでした。
7月以降、キハ85系は順次廃車になるよう
ですが、4両だけ京都丹後鉄道に有償譲渡
されたようで、また機会があれば京都
北部へ乗り鉄してみようと思ってます。

和歌山県の那智方面に行ってきました。
キハ85系と呼ばれるディーゼル特急が、
この日を最後に7月からHC85系の新型
車両に置き換わるため、従来車両と
新型車両の両方に乗車するための
乗り鉄旅行です。
往路は三重県の津駅から乗車。
平日とあってお客さんはパラパラ。
鉄道ファンらしき人も散見されました。
津駅の駅名標をぼんやり見てると、
?マークに見えるらしいですが、
なるほど本当でした。

キハ85系は高山線にも走っていました。
こちらはすでに新型HC85系に置き
換わってます。
下の写真がラストランのキハ85系の
特急南紀号です。
この車両のお気入りポイントは、魅力的な
エンジン音です。
米国のエンジンメーカーが作った強力な
ディーゼルエンジンを搭載しています。
加減速する際のエンジンのうなり音や
伝わってくる振動がとても心地良い。
エンジンに燃料を供給するタンクもある
ので必然的に車両が重くなり、重量感の
ある走行音も魅力です。

あと、座席が通路から一段高くなって
いる所にあるので、車窓からの眺めが
良いです。


天気は曇り時々小雨状態でしたが、
2時間半ほどの乗車を十分楽しめました。
終点の紀伊勝浦駅に到着した特急は、
30分ほどして折り返しの名古屋行き
特急南紀号として出発します。↓
ホームには沢山の鉄道ファンが、最後の
雄姿を撮影などして別れを惜しんでいる
ようでした。

翌日、せっかくなので観光しようと、
那智の滝を見に行くことに。

バスで30分ほど山の方に向かうと、
那智大社があります。
このあたり一帯は世界遺産です。

天気予報では一日中雨の予報でしたが、
バスで下山するまで殆んど雨は降らず、
霧のような幻想的な雰囲気の中、色々と
撮影ができて良かったです。



紫陽花の花手水が素敵です。

雲のような霧のようなものと一緒に
青岸渡寺の三重塔と那智の滝を
写し込めることができました。

色々撮影ポイントを探して、三重塔と
那智の滝をバランス良く写すことが
できてとても満足です。 ↓

このあと滝まで歩いて、滝つぼ近くまで
接近して、滝からのマイナスイオンを
たっぷり浴びてきました。

このあとバスで下山し、勝浦漁港の市場に
行き、お昼にマグロ丼をいただきます。

勝浦はマグロの水揚量が日本一です。

お昼からビールを飲みながら、新鮮な
マグロをいただくとは何て贅沢なこと
でしょう。


港では、魚を目当てにした猫やトンビを
あちこちで目撃。



夕方、新型のHC85系で帰ることに。

この車両はすでに高山線で走って
いるので、鉄道ファンが特別集まって
くるわけでもなく、車内は結構空いて
いました。


この車両もディーゼルエンジンを
搭載していますが、このエンジンで
発電機を回し、得られた電気で
モーター回して動力を得るところが
大きく異なる点です。
エンジンを搭載してるけど、さながら
電車みたいな仕組みで車両が動く。

蓄電池も搭載しており、蓄電池に蓄え
られた電気も一部動力として使われる
ため、HC85系がハイブリッド型車両と
呼ばれる所以です。

デッキはすごく広くて暖色系の落ち着いた
色合い、荷物の多いインバウンド客や
ビジネス客などにも優しい配慮です。


新幹線700Sで使われている座席と
同じコンセプトで設計されており、
足を目一杯伸ばすことができる
くらい前席との距離も十分です。


駅に停車するたびエンジンがアイドリング
ストップします。
1分とか2分の停車でエンジンを停止して
省エネになるのか、それとエンジンが
停止/始動する時に車両全体が小刻みに
揺れるのが少し気がかりでした。
7月以降、キハ85系は順次廃車になるよう
ですが、4両だけ京都丹後鉄道に有償譲渡
されたようで、また機会があれば京都
北部へ乗り鉄してみようと思ってます。

Posted by アットプロ at 22:02│Comments(0)
│写真撮影
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